【緊急企画】2015年は残りあとわずか!激レアスイーツをゲットせよ

あなたはこのお菓子の存在をご存じだろうか?

一切の曇りがない透き通るビジュアルにしばし目を奪われる・・・。その美しいビジュアルの持ち主の名は『水信玄餅』。かねてより一部メディアで報道され大変話題となった和菓子だ。


山梨県某所、名水の産地で名高い場所にそれはある。当日は、天気も良く日差しも強い。まだ、夏の面影を感じるなか、開店10分後に辿り着いた。しかし、我々を待っていたのは長打の列。駐車場に車を止めようにもほとんど空いていない。


のっけから、この状態である。


やっとのことで車を止め、行列に並ぶ。あたりを見渡してみると、ツーリングのオジサン連中から、若いカップル、婦人会の方と思われる方々まで、客層は幅広い。皆、その姿を一目見ようと心待ちにしている様子だ。


お店の人の話では、早い人は開店3時間前から並んでいると言う。それもそのはず。実は、開店の時間帯に用意できる数のほぼ半分が売れてしまい、開店から約2時間で完売してしまうからだ。


この水信玄餅、水を寒天で固めただけの菓子であるが、そこには極めて高度な職人の技が投入されている。寒天の量がキーポイントらしく、非常に『少量』の寒天を混ぜることで、液体の水がギリギリ形をとどめているレベルに仕上げているとか。


通常のお菓子に求められる条件を一切無視して作っているので、日持ちはおろか、持ち運ぶことさえできない。お菓子の寿命はわずか30分という、前代未聞の和菓子なのだ。


期待に胸を膨らませつつ、我々の番が回ってきた。待ち時間は30分後ほど。お菓子をどんどん出してくれるので、回転するスピードは速いようだ。


期待に胸を膨らませ、いざ実食。口に入れると、液体と固体が入り混じったような摩訶不思議な食感。今までの人生で味わったことがない衝撃のその食感に、しばし茫然とする。


わずかに感じる寒天の甘味と水のうま味が口いっぱいに広がったかと思うと、一瞬で溶けて消えてしまい、その後、黒蜜と自家製きな粉の風味が鼻からすっと抜けて、水の美味さの余韻を引き立てる。


まさに『名水の産地』だからこそ実現可能な究極の和菓子であった。未だかつてない世界をあなたもぜひ味わってほしい。

ちなみに、この水信玄餅、『土日限定販売』で今年は9月末までの販売。体感できるチャンスはあと僅か。


クルマで行く場合、中央道の韮崎インターで降りて、そのまま国道20号を白州方面に走る。そして、台ケ原中交差点を右に曲がり(東京方面から来た場合)すぐにまた左に曲がると販売店である『金精軒』に到着だ。東京からだと、所要時間は約2時間30分~3時間ほど。


金精軒 アクセス方法(ホームページ)

http://kinseiken.co.jp/shop-daigahara


日帰りドライブにも最適な距離である。9月の思い出作りに、ぜひこの激レアスイーツである『水信玄餅』をゲットしてほしい。