いまさら聞けない「ディーゼルハイブリッド」とは?
欧州の最先端トレンドである『ディーゼルハイブリッド』。究極の世界がついに日本にも上陸した。
前回、そのシステムの搭載車であるメルセデスベンツのSクラスを紹介したが、今回は改めて、そのシステムのメリットとデメリットを検証してみる。
ディーゼルハイブリッドは理想のパワートレイン(自動車の動力源)となりうるだろうか?
【メリット】
・郊外であっても都市部であっても、どんな状況下でも理想的な運転パターンが可能。今までの概念を180度ひっくり返すほどの燃費と経済性。
・エンジン単体においても力があるため、燃費が良いにもかかわらず力強い加速が体感できる。
・高い経済性と高い動力性能を両立出来る唯一無二の存在。
【デメリット】
・新しいシステムのため信頼性が未知数。トラブルが多い可能性も否定できない。
・まだまだ価格が高い。
自分が体感した限り、今現在においては究極のシステムであることが確認できた。Sクラスのような超大型サルーンが無給油で1500km以上(東京~鹿児島まで)走行できる(燃費20km/L以上を叩き出す)その事実が未だに信じられないほどだ。この世界を一度でも体感すると、確実に今までの概念を変えてくれることだろう。
気になる事があるとすれば、高額な費用や初期トラブルの多さの懸念だろうか。こればっかりは時が経ってみないと何とも言えないが、他のモデルでも早くこのディーゼルハイブリッドシステムが展開されることを切に願うばかりだ。
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