【俺だったらこう書く!】自動車評論記事を俺流にアレンジ!Audi A6編
最近、巷で耳にすることがある。それは『自動車雑誌やホームページを見ても、書いてあることが専門的すぎてよく分からない』ということだ。確かに、個人的に様々な雑誌やホームページを見ていても、一部のメディアの記事に関しては『言いたいことが良く分からない。ひどいものは、記事として成立してんのか?』と思うこともある。
と、言うわけで、今月は新企画、『俺だったらこう書く』シリーズを始めてみようと思う。これは巷に溢れる自動車レビュー記事を抜粋し、一般の方々に分かりやすく解説、かつ、独自の視点と切り口を加えてアレンジしてみようという試みだ。企画倒れで終わるか、めでたくメインコンテンツの柱になるかは、あなたの評価次第(笑)
記念すべき第1回目は有名自動車情報ページ『Carview』より、Audi A6のマナーチェンジに関する解説記事だ。
【参考記事】
【俺が書いたらこうなった】
Audi A6はアウディブランドで最も息の長いモデルであり、中核をなすモデルだ。現在のAudiのコア技術である5気筒(気筒数が5つで世界的に珍しい形式のエンジン)やQuattro(いわゆる4WD)システム、一般の乗用車において『空気抵抗を低減し無駄をなくす』という概念を取り入れた開発手法はこのモデルから生まれた。
そんな数々の技術的トッピクが生まれたA6。もちろん現行型にも技術的トピックは用意されている。ウルトラと呼ばれるアルミとスチールを効果的に組み合わせた軽量ボディーがそれだ。燃費や運動性能を良くするために、車体の軽量化は非常に重要な要素であり、昨今の環境事情に対応するためには必須事項と言える。本来、アルミと鉄をくっつけるのは非常に高度な技術を要するが、その技術の壁をクリアしてくるあたりAudiのブランド戦略の柱である『技術による先進』をアピールするにはうってつけだろう。
そんな軽量ボディーに組み合わされるエンジンやトランスミッションは昨今のトレンドにのっとって、完全なダウンサイジングターボエンジンとなった。自動車税が安くなった上に、パワーアップし、さらにモデルによっては約15%も燃費が向上するという、なんともいいことづくめではないか。
もちろん、技術的な部分だけではなく『魅せ方』も大きく進歩したのも見逃せない。Audiのクルマ造りの特徴の一つとしてあげられるのがヘッドライト。『光を使った演出』だ。今回、『マトリックスLEDライト』が導入され、ヘッドライトの光の量や照らす位置を自由自在に操れるようになった。すなわち対向車が来た時は自動で対向車が眩しくないようにしてくれるという凄いヘッドライトなのだ。この原理をうまく使えば、本来の機能とは別にプロジェクションマッピング的な使い方も可能になるという。
もちろん、実際の走行時にはこういった芸当はできないが、もはや従来のヘッドライトのイメージを根底から覆す代物だ。都会の洗練されされた夜景の中に佇む知的でクールな『光のアート』。これだけで、このA6に乗る意味があるだろう。知的で洗練されたイメージを具現化するには充分すぎるモデルだ。もし、自分がこのモデルを購入するとしたら、そういう理由で購入する。都心ならではの発想だとは思うが、『自分の個性を主張するツールとして』クルマを買うのもよいと思う。
最後に、選ぶ際の参考をお伝えしよう。安さ重視で行くなら1.8Lモデル、トータルバランスを追求するなら2Lモデル、ラグジュアリーなゆとりを求めるなら3Lモデル、ブチ切れたパフォーマンスを求めるならSライン。
選択肢はたくさんあるので、あとは各々のライフスタイルによって最適なチョイスをしていただければよいと思う。
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